NIPPON VISIONを見て来ました

毎週末は誕生した娘に夫婦共に掛かりきりという状態でこのブログは1年ぶりの更新です。
久しぶりに1人の時間が取れたのでNIPPON VISIONへ。

NIPPON VISIONはD&DEPARTMENTの日本中の地場工芸品を提案するプロジェクトです。
先週から東京展が開始していて予定通り2/10の実演会のある日に見に行くことができました。

実は午前中に家(西荻窪)を出たのですが、到着に2時間かかってしまい、トークショーは始まっていました。めげずにその隙に展示会をチェック。
・・・・実は西荻とD&Departmentは地理的には同じ環八沿いなのに、渋谷経由で遠回りして行くことに以前から疑問を感じていて、散歩日和だったこともあって無性に環八を南下してD&Departmentに行きたくなり、環八は殆どバスが通っていないため結局1時間以上徒歩で移動したのでした。
でも途中こんな素敵な公園を見つけたりNEW MINIの相場を知ったり(ワンオーナー車が100万で買えるんですね) 運動にもなって良い気分転換になりました。

環八にある謎の塔2つ。迫力あります。眺めつつ散歩してきました。
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さて本題へ
みんなのブログにもあった通り、各都道府県のスペースに1〜2品程度の工芸品が並んでいました。
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テンポ良く見ていくことができます。新聞に取り上げられたからか年配の方や親子連れの姿もチラホラと。
2Fのショップでは普段見掛けないおばちゃんが店員さんに楽しそうに話しかけていましたよ。なんだか地方に来た様な雰囲気させありました。おばちゃんにも受け入れられるデザインショップってなかなかないですよね。
Dが扱っているのはあくまで日用品だからだと思います。

見たことのない工芸品も数多く、興味深いものでした。会場を5周はしたでしょうか。
今回気になったのはこの9品です。(写真はINFOBAR2で撮影しました♪)


1品目 「秋田」 マゲワバターケース(丸) 5250円
実演でも見た曲げわっぱです。流行りの「バターケース」と命名したところが重要です。
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2品目 「佐賀」 伊万里陶苑薬味入れ 1470円
深いブルーとやさしいオフホワイトのマットな仕上げと可愛らしい形。
岡本榮司さんという方がデザインされました。これは買いました。
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3品目 「広島」 宮島杓子(水目桜) 945円
飯粒がつきにくく、木の匂いがご飯に移らず、また熱によっても変形しないそうです。
こちらは一番人気で既に売り切れていました。桑もあります。
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4品目 「山口」 萩ガラス醤油さし(小) 2100円
これは奇麗。持ちやすいし。形も可愛い。
G型醤油さしとは違う魅力があります。
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5品目 「新潟」 新潟はりみ 840円
和紙でつくったチリトリ。こういうの探していました。文具を思わせる質感です。
小型ほうきとセットだったらこれも買おうかと思いましたが楽天にありました。
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6品目 「山形」 芳武茂介 鉄鉢・卵型 5250円
日本工芸デザイン界巨匠の鉄皿。
この方の牛の彫刻が気になっていましたがこういった普通のお皿もあるんですね。
南部鉄器より洗練されていてとても気になりました。でも何を置こう?
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7品目 「福岡」 小石原焼縁あり7寸皿 4200円
小石原焼は初めて知りましたが、小鹿田焼を思わせる飛びかんなと湯町窯を思わせるイエローのコンビが印象的でした。
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8品目 「東京」 コンパクト8ozオールド 1207円
愛用の「うすはり」にも似ているグラスです。メーカー名は忘れてしまった。
使い比べてみたい。
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9品目 「北海道」 高橋工芸KAMI GLASS(M) 2835円
これはすごい!「うすはり」の木版といった極薄のコップです。口あたりがやさしそう。
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・・・と9品をピックアップしてみましたが、他にも魅力的な工芸品はいくつもありました。
しかし、今回の展示会を見終わって感じたものはD&Departmentのブランドでした。


 『「D&DEPARTMENT」の最大の商品とは、「活動」』

※自分たちでこれがD&Dらしいと思い、感じて欲しい商品

とはナガオカさんの言われた言葉です。これはプロジェクトであり、ブランドを伝える活動なのです。
言葉の誤解を恐れずにいえばこれは一つのイベントだったなぁと。

変化のないブランドは飽きられます。
でも母体であるショップでは定番商品を流通し続ける役割から変化をなかなか表現しずらい。
だからイベントってブランド表現としては本質的なのだと思いました。

巷のECサイトもイベントに力を入れるべきと思いました。なぜならリピーターはそこでブランドとの関係性継続を判断します。ネットでは特にそうなのではないでしょうか?
逆にイベント企画が出来ないショップはブランドが表現出来ないことになりヤバいと思わないと。デザイン雑貨系ECサイトはつまらない所が多いなぁと思う理由が少し分かりました。
イベントがさらに売り場の既存商品構成を活性化させる循環も恐らくあるのではないかと。
そんなこと当たり前かもしれませんが再認識しました。

また、「売り手」とは「作り手」と「使い手」を最高の形で繋げる『プロデュース活動』なのだと認識させて貰いました。今まではどうしてもビジネス的な流通業という視点が強すぎて。
重要なのは私たちが好きな「デザインされたもの」といかに素敵な形で出会わせてあげられるか。普段伝統工芸品と出会う機会の少ない私たちにとっては、今回のNIPPON VISIONはまさにそんな場所だったと思います。

これらの工芸品はそのうちD&DepartmentのECサイトにも置かれることでしょう。
そしてナガオカさんの希望通り、品物を長く使うことになるとしたら、そこにはプロセスや物語があるはず。
先ほどの三者が究極的に求めるコトとはそこにあるのではないでしょうか?
その意味で工芸品の利用レポートはコンテンツ化し流通させる価値のある情報だと思います。

D&DepartmentのECサイトのメインコンテンツがそれになる近い将来を想像してみました。
そこは三者それぞれのブランド(思い)が表現された、デザイン好き達のコミュニティーになっているだろうと思いました。
次世代の工芸品のクリエイションはそこから生まれるというなら容易に想像できます。

D&Departmentのスタッフの皆さん、大変ですが本当に楽しそうなプロジェクトですね。
これからも応援しています。


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曲げわっぱの職人さんに一生懸命質問するおばちゃんの風景は、
ここが都会であることを忘れさせてくれました。


ユーイチロー

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